ブランド紹介


 『 SWAMP RAMBLER(スワンプランブラー)』は、ヒシやスイレン、ハスなどの水生植物が生い茂る湿地(SWAMP/スワンプ)に潜むライギョを求め歩く(RAMBLER/ランブラー)、ライギョゲーム愛好家による、ライギョゲーム愛好家のために立ち上げた、釣り具のインディーズメーカー/ガレージブランドです。

 

  釣りの醍醐味は、ルアーを目で見て演出しながら魚を誘うトップウォーターの釣りにおいて、魚が水面を割り、ルアーを襲い食いつく瞬間の「水面の炸裂と捕食音」にあると、当ブランドでは考えます。

  GT、マグロ、シイラ、ブリトップでも有名なヒラマサ等の青物、コノシロパターンのシーバス、ブラックバス、ナマズ、テレストリアルパターンの、トラウトのトップゲームなど、突如水柱とともに水面が炸裂し、捕食音が鳴り響く、トップウォーターゲームが楽しめる魚はたくさんいます。

 その中でも、当ブランドでは、突然訪れる「水面の炸裂と捕食音」によって、水草が吹き飛び、釣りのシュチュエーションが静から動へと一転し、ドラマチックでスリリングな釣りが楽しめる「ライギョ」「ナマズ」を、メインターゲットに、「水面の炸裂と捕食音」が楽しめる、その他の魚と釣り方にこだわった釣り具作りをしております。

 

  当ブランドの副題「FISHING is an EXPLOSION!」には、かつて、かの岡本 太郎 画伯が残した名言「芸術は爆発だ!」をオマージュし、すべてのアングラー達に、ドラマチックな「水面の炸裂と捕食音」を楽しんでいただきたいと願う気持ちが込められています。

 

  すべての釣りバカ達の興奮と感動と、明日からの勉強や仕事を頑張れる活力のために、日々の釣りを通して生まれた発明・アイデアを具現化した、オリジナル釣り具を販売してまいります。

屋 号:SWAMP RAMBLER(スワンプランブラー)

代 表:松野 泰明

設 立:2020年11月1日

業 務:主にライギョやナマズをメインターゲットにした、釣り具の企画・設計・製造・販売。

居住地:埼玉県

所在地:〒162-0055 東京都新宿区余丁町7-1発明学会ビル 一般社団法人発明学会 合同オフィス内 「スワンプランブラー」

代表・デザイナー紹介


松野 泰明 / YASUAKI MATSUNO

 

1976年 宮城県仙台市生まれ 埼玉県在住

 

SWAMP RAMBLER 代表/デザイナー

 

amazon著者ページ

 

 

 ・ライギョとの出会い

 ライギョとの運命的な出会いは、小学生の時にテレビで見た釣り番組「とびだせ!つり仲間」で放映(たしか昭和58年前後と記憶)された「宮城県加瀬沼のライギョ釣り編」でのこと。

 夏休みに訪れていた、塩釜市一森山にある祖父母の家から、すぐ近くにある加瀬沼で、水草のジャングルから、こんなにかっこいい魚を釣る、すごいジャンルの釣りがあるのかと、ライギョゲームの世界観と魅力にどっぷりはまり、以来今日に至るまで、ライギョ大好き歴40数年。

 以来、祖父や父に釣りの英才教育を施され、遊園地よりも釣具屋が好きになった釣りキチな子供も、今では、南米ブラジル、アマゾン川まで足を伸ばす、立派な釣りバカに成長。

 釣りのターゲットは、ライギョにとどまらず、管理釣り場でのトラウトでは、「UFMウエダ」「ミッチェル」フィールドテスターにして、「朝霞ガーデン」「フィッシングリゾート上永野」のアドバイザーとして、管理釣場専用ソリッドグラスロッドの銘竿「ガーデンロッド」「FRKロッド」のプロデュースも務めたマイクロスプーナーフィッシングの雄、肥沼 薫 氏に師事。押しかけ弟子となり薫陶を受ける。

 その他ブラックバスやナマズ、海ではシイラ、シーバス、バラムツ、カツオ、マグロ、GTから、我が子とのザリガニ釣りや夜店の金魚すくい・スーパーボールすくいまで、釣りのターゲットは多種多彩。

 そして、マンガ「釣りキチ三平」で、三平くんが慕っている鮎川魚紳さんからもらい、使っていた、ABU社製「Ambassadeur」がとにかくかっこよくて、以来ずっと丸アブ大好きとなる。

 

・スネイクゲームスプール&スワンプランブラーブランド 誕生秘話

 趣味のライギョ釣行時に、かねてから不満を持っていた、ルアーの飛距離に影響を及ぼす、ABU社製「Ambassadeur」の「スプール」に注目。

 重く回転が鈍いため飛距離が出ない、一般的なアルミ素材の純正スプールに満足できず、航空機にも使用される7000番系の、ハイグレード超々ジュラルミンを素材にした、超軽量スプールを独自設計。自分用に作ろうと、マシニングセンタによる切削業者探しを開始。

 

 しかし、切削業者に何社もオファーをするも、ネックとなったのが「クリックアンドコグ(部品番号19373、23403)」が入る部分につけられている、ギザギザの刻み。

 あの加工ができる業者がなかなか見つからず、どの企業も難色を示す中、あきらめずにオファーをし続けること数十社目にして、ようやく出会えた切削業者の協力を得て、試作開始!

 

 何度も試作を経て、強度を保ちつつ、薄肉化を行い、純正スプール重量比で、約50%もの大幅軽量化に成功。キャストの際に障害となる、「慣性モーメント」の大幅な低減につながり、最高のキャストフィールを実現!

 さらに、スプール軸にブランキングを施すことで、ライギョゲームにありがちな、スプールに巻いたラインの「スリップトラブル」を防止する機能を加えた、初期モデルがようやく完成。

 自分用に作ろうとしたところで、価格の問題が・・・

 

 松野:「自分用だから5個もあればいいんだけど、いくらぐらいになりますか?」

 切削業者:「5個だと高いですよ!一個〇万円ぐらいかと。」

 松野:「高いなぁ・・・。リールが買えちゃいますね。ちなみに100個つくるといくらぐらいでしょう?」

 切削業者:「100個だと〇千円ですね」

 松野:「安っ!単価がそんなに下がるんですか!? でも自分用に欲しいのであって、別に売るために作る訳じゃないから100個もいらないんだよね・・・まてよ・・・。本業(発明学会)で、「自分の発明品で起業をする方法」を指導してたんだった!自分も、釣り具の発明で、副業ができちゃうじゃん!せっかくだから量産して商品化に挑戦してみよう!」

 

 こんな感じで、急遽方向転換。

 とんとん拍子で話がすすみ、釣り具販売の副業をスタートすることに!
 まずは量産の発注!その他、商売を始めるために必要な、ホームページ作成。特許庁への特許、意匠、商標出願。釣具屋さんへの営業。税務署への事業者申請。釣り雑誌各社への宣伝などを行い、副業の一環として設立した、インディーズ釣り具メーカー/ガレージブランド『SWAMP RAMBLER(スワンプランブラー)』の事業で、「発明ビジネス」に挑戦を開始!

 

 販売を始めて、多くのライギョ・ナマズファンから、商品を絶賛するレビューをいただきました。

 と同時に、想定もしなかった、「海のカゴ釣り」「シーバス」「本流トラウト」など、全くの異分野の釣りでもご使用いただいていることがわかり、その有用性の高さに驚きました。

 最たる例は、スポーツキャスティングという、遠投競技の選手にご愛用いただいており、当ブランドのスプールを使った選手が優勝に貢献し「ウイニングスプール」になるなど、当ブランドのスプール活躍の場が広まっています。

 

 様々なご意見ご要望をいただきながら、新商品開発に活かして、商品の種類を増やし、より多くの釣り人の皆さまにご満足いただけるようなモノづくりに取り組みつつ、現在に至ります。