4000番スプール比較【2025年最新】

 最新版!4000番スプール比較!(無修正)

 

 インスタグラムでは文字数制限があって、全部掲載していません。

 当ブログで紹介した文章が、無修正版となります!

 

 当スワンプランブラー新製品の中浅溝スプール「ズーナマゲームスプール ミッドシャロー 4000番」が発売以来大好評となっております。

 そこで、これまでに集めに集めた、ウルキャス版の4000番スプールコレクションと「ズーナマゲームスプール ミッドシャロー」とを比較したデータの最新版を、紹介してみたいと思います!

以前も同じ企画で6種類のスプールを紹介しましたが、あれからスプールのコレクションも増えて、前回紹介できなかったものも含め、4000番スプール12種類で比較してみたいと思います。

 現在は廃版のものや、売り切れのもの。現在どこで購入できるか分からないものもありますので、「ズーナマゲームスプール ミッドシャロー」と、その他アフターパーツスプールとの比較データとして、お楽しみください!

 

 今回の企画で比較するのは、「軸径」、「スプールの深さ(スプール外径39mm-軸径÷2)」、「スプール重量」、「ラインキャパ(公称値)」の4点です!

 なお、ABU純正のスプールにも色々ある(4600Cハイパーウィンチ純正の金色をしたVシェイプ型スプールなど)のですが、今回は、深溝代表で4600C RD IMAEと浅溝代表のレコード40純正スプール2点をサンプリングさせていただきました。

 それではどうぞ!

 

≪軸径≫

1 、 ABU 純正スプール(4600C RD IMAE) ⇒14mm

2 、 ABU純正浅溝スプール(レコード40) ⇒25mm(中央最細部)

3 、千鳥屋 浅溝スプール ⇒33mm

4 、 千鳥屋 深溝スプール ⇒25mm

5 、 ビートラップ スーパースプール4000 ⇒25.5mm

6、AMO ウルトラシャロースプール ⇒33mm

7 、 アベイル AMB4550UC 旧マイクロキャストスプール ⇒29mm

8 、 アベイル AMB4550UC2 ⇒29mm

9 、 アベイル AMB4530UC2 ⇒33mm

10、スワンプランブラー ズーナマゲームスプール ⇒12mm

11、スワンプランブラー ズーナマゲームスプール ミッドシャロー ⇒12mm

12、 スワンプランブラー 競技用スプール(実釣不可) ⇒12mm

 

≪スプールの深さ(39mm-軸径÷2)≫

1 、 ABU 純正スプール(4600C RD IMAE)  ⇒12.5mm

2 、 ABU純正浅溝スプール(レコード40)  ⇒7mm

3 、千鳥屋 浅溝スプール  ⇒3mm

4 、 千鳥屋 深溝スプール  ⇒7mm

5 、 ビートラップ スーパースプール4000  ⇒6.75mm

6、AMO ウルトラシャロースプール ⇒3mm

7 、 アベイル AMB4550UC 旧マイクロキャストスプール  ⇒5mm

8 、 アベイル AMB4550UC2  ⇒5mm

9 、 アベイル AMB4530UC2   ⇒3mm

10、スワンプランブラー ズーナマゲームスプール  ⇒18.5mm

11、スワンプランブラー ズーナマゲームスプール ミッドシャロー  ⇒7.25mm

12、 スワンプランブラー 競技用スプール(実釣不可) ⇒18.5mm

 

≪スプール重量≫

1 、 ABU 純正スプール(4600C RD IMAE)  ⇒ 14.9g

2 、 ABU純正浅溝スプール(レコード40)  ⇒ 15.5g

3 、千鳥屋 浅溝スプール  ⇒ 5.8g

4 、 千鳥屋 深溝スプール  ⇒ 5.7g

5 、 ビートラップ スーパースプール4000  ⇒ 14.5g

6、AMO ウルトラシャロースプール ⇒ 7.6g

7 、 アベイル AMB4550UC 旧マイクロキャストスプール  ⇒ 8.3g

8 、 アベイル AMB4550UC2  ⇒ 9.7g

9 、 アベイル AMB4530UC2   ⇒ 9.8g

10、スワンプランブラー ズーナマゲームスプール  ⇒ 7.9g

11、スワンプランブラー ズーナマゲームスプール ミッドシャロー  ⇒ 9.5g

12、 スワンプランブラー 競技用スプール(実釣不可) ⇒6.8g

 

≪ラインキャパシティ(公称値)≫

1 、 ABU 純正スプール(4600C RD IMAE)  ⇒  0.25mm/185、0.3mm/130、0.35mm/100(※ナイロン3.5号14lb:0.31mm)

2 、 ABU純正浅溝スプール(レコード40)  ⇒  0.30mm/80m (※ナイロン3.5号14lb:0.31mm)

3 、千鳥屋 浅溝スプール  ⇒

4 、 千鳥屋 深溝スプール  ⇒

5 、 ビートラップ スーパースプール4000  ⇒  3号/100m(※ナイロン3号12lb?)

6、AMO ウルトラシャロースプール ⇒

7 、 アベイル AMB4550UC 旧マイクロキャストスプール  ⇒  現行品 AMB4550UC2同寸

8 、 アベイル AMB4550UC2  ⇒  ナイロン12lb/70m、14lb/60m、16lb/50m PE1.2号/150m、1.5号/130m

9 、 アベイル AMB4530UC2   ⇒  ナイロン8lb/50m 10lb/40m PE0.8号/120m、1号/100m、1.2号/70m

10、スワンプランブラー ズーナマゲームスプール  ⇒  PE6号/80m

11、スワンプランブラー ズーナマゲームスプール ミッドシャロー  ⇒ ナイロン16lb(0.33mm)/100m PE4号/80m、3号/100m

12、 スワンプランブラー 競技用スプール(実釣不可) ⇒ナイロン3号:270m~280m、2号:330m~340m

 

 いかがだったでしょうか?

 

「浅溝スプールの設計」のポイントは、「ラインが巻かれるスプール外周側と、ベアリングが入る回転軸部との間を、なんらかの支持方法で上げ底にして、下巻きをせずに、巻けるラインの量を調整しつつ、対象とする魚を釣るために求められる負荷に耐えられるように、剛性を確保しながらも、無駄な肉を可能な限り落として、いかに軽量化しながらも、回転バランスを取るか?」という所にあります。

 

 スプールの用途を「PE0.8号~1号を使った渓流トラウト用浅溝スプール」とした場合、溝の深さも数mmしかなくても十分だし、100mも巻く必要すらなく、100m売りのラインを50mずつ使えるように、溝の深さを設定する工夫をすれば、より軽いミノーを投げられるようになるし、魚も大きくても50cmぐらいだとしたらスプールにかかる負荷も少ないだろうから、できるだけ薄肉化して気持ちよくキャストできるようにしよう!なんて具合に設計するわけです。

 

 では当スワンプランブラーの「ズーナマゲームスプールミッドシャロ―4000番」はどうか?というと、メインターゲットは「ナマズ」です。

 私はPEラインでナマズをするのですが、障害物回りなどでは、巻かれたりしないようにかなり強引なファイトをするため、アシとか水草の摩耗に耐えるよう6号~4号と太めです。

 自分はバリバスのマックスパワー鯰(トロピカルカラー)という80m巻きの専用PEラインがシルキーで大好きなのですが、深溝版のズーナマゲームスプール4000番はPE6号80m、ミッドシャロー5000番はPE5号80m、 ミッドシャロー  4000番はPE4号80mがぴったり入るようにしました。

 また、 ミッドシャロー4000番 はナイロン16lb/100m。ミッドシャロー5000番はナイロン20lb/100mぴったりが入るようにも微調整しています。

 

 構造上の工夫として、「パワーフックセット、パワーファイト、パワーランディング、パワー根がかりはずし」などが必要となるゲームですので、とにかく高剛性となるようスプールの外周面も厚めに。そしてベアリングが入る軸全体から外側に伸びる 3本の支持部で、外周面を支える構造にしました。

 仮に、スプールの一番はじっこにラインがある状態で、スプールに負荷を掛けても、スプール両端にあるベアリング直上の支持部が力を受けるため、スプールがゆがむ方向に力が掛かりにくいようにしました。

 

 販売してみると、ミッドシャロー4000はナマズの用途だけでなく、ビッグベイトなどを使うブラックバスのパワーゲームや、本流トラウトの方からの反応が良いようで、驚いています。

 今後、どのようなジャンルの方から愛用の声が届くか、楽しみにしております。

「〇〇〇釣りに、PEorナイロンの〇号を〇メートル巻いて使ってるよ!」みたいな情報、おまちしております!

 

 今回はそんなところで。

 次回は、「ミッドシャロースプール5000番編スプール比較」です。

 おたのしみに!

 皆さん良い釣りを〜🎣