最新版!4000番スプール比較!(無修正)
インスタグラムでは文字数制限があって、全部掲載していません。
当ブログで紹介した文章が、無修正版となります!
当スワンプランブラー新製品の中浅溝スプール「ズーナマゲームスプール ミッドシャロー 4000番」が発売以来大好評となっております。
そこで、これまでに集めに集めた、ウルキャス版の4000番スプールコレクションと「ズーナマゲームスプール ミッドシャロー」とを比較したデータの最新版を、紹介してみたいと思います!
以前も同じ企画で6種類のスプールを紹介しましたが、あれからスプールのコレクションも増えて、前回紹介できなかったものも含め、4000番スプール12種類で比較してみたいと思います。
現在は廃版のものや、売り切れのもの。現在どこで購入できるか分からないものもありますので、「ズーナマゲームスプール ミッドシャロー」と、その他アフターパーツスプールとの比較データとして、お楽しみください!
今回の企画で比較するのは、「軸径」、「スプールの深さ(スプール外径39mm-軸径÷2)」、「スプール重量」、「ラインキャパ(公称値)」の4点です!
なお、ABU純正のスプールにも色々ある(4600Cハイパーウィンチ純正の金色をしたVシェイプ型スプールなど)のですが、今回は、深溝代表で4600C RD IMAEと浅溝代表のレコード40純正スプール2点をサンプリングさせていただきました。
それではどうぞ!
≪軸径≫
1 、 ABU 純正スプール(4600C RD IMAE) ⇒14mm
2 、 ABU純正浅溝スプール(レコード40) ⇒25mm(中央最細部)
3 、千鳥屋 浅溝スプール ⇒33mm
4 、 千鳥屋 深溝スプール ⇒25mm
5 、 ビートラップ スーパースプール4000 ⇒25.5mm
6、AMO ウルトラシャロースプール ⇒33mm
7 、 アベイル AMB4550UC 旧マイクロキャストスプール ⇒29mm
8 、 アベイル AMB4550UC2 ⇒29mm
9 、 アベイル AMB4530UC2 ⇒33mm
10、スワンプランブラー ズーナマゲームスプール ⇒12mm
11、スワンプランブラー ズーナマゲームスプール ミッドシャロー ⇒12mm
12、 スワンプランブラー 競技用スプール(実釣不可) ⇒12mm
≪スプールの深さ(39mm-軸径÷2)≫
1 、 ABU 純正スプール(4600C RD IMAE) ⇒12.5mm
2 、 ABU純正浅溝スプール(レコード40) ⇒7mm
3 、千鳥屋 浅溝スプール ⇒3mm
4 、 千鳥屋 深溝スプール ⇒7mm
5 、 ビートラップ スーパースプール4000 ⇒6.75mm
6、AMO ウルトラシャロースプール ⇒3mm
7 、 アベイル AMB4550UC 旧マイクロキャストスプール ⇒5mm
8 、 アベイル AMB4550UC2 ⇒5mm
9 、 アベイル AMB4530UC2 ⇒3mm
10、スワンプランブラー ズーナマゲームスプール ⇒18.5mm
11、スワンプランブラー ズーナマゲームスプール ミッドシャロー ⇒7.25mm
12、 スワンプランブラー 競技用スプール(実釣不可) ⇒18.5mm
≪スプール重量≫
1 、 ABU 純正スプール(4600C RD IMAE) ⇒ 14.9g
2 、 ABU純正浅溝スプール(レコード40) ⇒ 15.5g
3 、千鳥屋 浅溝スプール ⇒ 5.8g
4 、 千鳥屋 深溝スプール ⇒ 5.7g
5 、 ビートラップ スーパースプール4000 ⇒ 14.5g
6、AMO ウルトラシャロースプール ⇒ 7.6g
7 、 アベイル AMB4550UC 旧マイクロキャストスプール ⇒ 8.3g
8 、 アベイル AMB4550UC2 ⇒ 9.7g
9 、 アベイル AMB4530UC2 ⇒ 9.8g
10、スワンプランブラー ズーナマゲームスプール ⇒ 7.9g
11、スワンプランブラー ズーナマゲームスプール ミッドシャロー ⇒ 9.5g
12、 スワンプランブラー 競技用スプール(実釣不可) ⇒6.8g
≪ラインキャパシティ(公称値)≫
1 、 ABU 純正スプール(4600C RD IMAE) ⇒ 0.25mm/185、0.3mm/130、0.35mm/100(※ナイロン3.5号14lb:0.31mm)
2 、 ABU純正浅溝スプール(レコード40) ⇒ 0.30mm/80m (※ナイロン3.5号14lb:0.31mm)
3 、千鳥屋 浅溝スプール ⇒
4 、 千鳥屋 深溝スプール ⇒
5 、 ビートラップ スーパースプール4000 ⇒ 3号/100m(※ナイロン3号12lb?)
6、AMO ウルトラシャロースプール ⇒
7 、 アベイル AMB4550UC 旧マイクロキャストスプール ⇒ 現行品 AMB4550UC2同寸
8 、 アベイル AMB4550UC2 ⇒ ナイロン12lb/70m、14lb/60m、16lb/50m PE1.2号/150m、1.5号/130m
9 、 アベイル AMB4530UC2 ⇒ ナイロン8lb/50m 10lb/40m PE0.8号/120m、1号/100m、1.2号/70m
10、スワンプランブラー ズーナマゲームスプール ⇒ PE6号/80m
11、スワンプランブラー ズーナマゲームスプール ミッドシャロー ⇒ ナイロン16lb(0.33mm)/100m PE4号/80m、3号/100m
12、 スワンプランブラー 競技用スプール(実釣不可) ⇒ナイロン3号:270m~280m、2号:330m~340m
いかがだったでしょうか?
「浅溝スプールの設計」のポイントは、「ラインが巻かれるスプール外周側と、ベアリングが入る回転軸部との間を、なんらかの支持方法で上げ底にして、下巻きをせずに、巻けるラインの量を調整しつつ、対象とする魚を釣るために求められる負荷に耐えられるように、剛性を確保しながらも、無駄な肉を可能な限り落として、いかに軽量化しながらも、回転バランスを取るか?」という所にあります。
スプールの用途を「PE0.8号~1号を使った渓流トラウト用浅溝スプール」とした場合、溝の深さも数mmしかなくても十分だし、100mも巻く必要すらなく、100m売りのラインを50mずつ使えるように、溝の深さを設定する工夫をすれば、より軽いミノーを投げられるようになるし、魚も大きくても50cmぐらいだとしたらスプールにかかる負荷も少ないだろうから、できるだけ薄肉化して気持ちよくキャストできるようにしよう!なんて具合に設計するわけです。
では当スワンプランブラーの「ズーナマゲームスプールミッドシャロ―4000番」はどうか?というと、メインターゲットは「ナマズ」です。
私はPEラインでナマズをするのですが、障害物回りなどでは、巻かれたりしないようにかなり強引なファイトをするため、アシとか水草の摩耗に耐えるよう6号~4号と太めです。
自分はバリバスのマックスパワー鯰(トロピカルカラー)という80m巻きの専用PEラインがシルキーで大好きなのですが、深溝版のズーナマゲームスプール4000番はPE6号80m、ミッドシャロー5000番はPE5号80m、 ミッドシャロー 4000番はPE4号80mがぴったり入るようにしました。
また、 ミッドシャロー4000番 はナイロン16lb/100m。ミッドシャロー5000番はナイロン20lb/100mぴったりが入るようにも微調整しています。
構造上の工夫として、「パワーフックセット、パワーファイト、パワーランディング、パワー根がかりはずし」などが必要となるゲームですので、とにかく高剛性となるようスプールの外周面も厚めに。そしてベアリングが入る軸全体から外側に伸びる 3本の支持部で、外周面を支える構造にしました。
仮に、スプールの一番はじっこにラインがある状態で、スプールに負荷を掛けても、スプール両端にあるベアリング直上の支持部が力を受けるため、スプールがゆがむ方向に力が掛かりにくいようにしました。
販売してみると、ミッドシャロー4000はナマズの用途だけでなく、ビッグベイトなどを使うブラックバスのパワーゲームや、本流トラウトの方からの反応が良いようで、驚いています。
今後、どのようなジャンルの方から愛用の声が届くか、楽しみにしております。
「〇〇〇釣りに、PEorナイロンの〇号を〇メートル巻いて使ってるよ!」みたいな情報、おまちしております!
今回はそんなところで。
次回は、「ミッドシャロースプール5000番編スプール比較」です。
おたのしみに!
皆さん良い釣りを〜🎣