釣具屋

 釣具屋さんって、すごくワクワクしますよね!

 自分は、幼稚園の時に、父方の実家近くの宮城県女川にある磯で、自分の太ももよりも太いアイナメの入れ食いを味わって以来、超釣りバカになってしまいました。

 

 それからは、遊園地よりも、釣具屋さんが好きな子どもになり、休日のたびに、上州屋に連れて行ってほしいとせがんでいました。

 カラフルな「へドン」のプラグは、おもちゃ屋さんに並ぶおもちゃより、光り輝いて見えたもんです。

 遠慮がちな子だったので、へドンが欲しいと言えず、コーモランで我慢していました。

 そして、あの時の一番のあこがれが「アブ アンバサダー」で、ショーケースに張り付いてみていた記憶があります。

 

 最近は、ライギョで、ロープロのリールを使う方も増えているようですが、自分は幼稚園児の時のあこがれが強すぎて、丸型アンバサダー以外は、なぜか手が延びません。

 

 タトゥーラなんかも飛ぶんだろうし、いいんでしょうけど。かろうじて、何度か、ブラックシープやカルコンに浮気しそうになりましたが、やはり購入には至らず。

 生まれ年に近いようなオールドアブから、ウルキャス仕様になった比較的新しいモデルも並行して買い集め、挙句の果てには欲求のあまり、自分用に切削した軽量スプールで、「大人のお店屋さんごっこ」のような感覚で、インディーズ釣り具メーカーを始めているんだから、人生分かりません。

 

 個人的には、「キャスティング南柏店さん」のような大型店と、もっとこじんまりした個人商店型の釣り具屋さんは、雰囲気が違うので、楽しみ方が違います。

 大型店は「遊園地」。個人商店型は、「駄菓子屋さん」という感じでしょうか?

 イヤー楽しみです。

 仕事の邪魔をしない程度に、長話を楽しんできたいと思います!